RADWIMPSより作詞が上手いロックバンドがいない理由
「あくまで最近のJ-POPに関しての話ですけどね」
「へぇ」
「でも【RADWIMPSって曲は良いけどの歌詞がマジクソ】っていう人よく見かける気がするけど」
「それは【向井理とかマジ不細工】みたいなものだと思ってください」
「で、なぜRADWIMPSの歌詞がそんなに良いかという理由ですが」
「実際にあった話で、つい先日某アーティストのパソコンの中身の作詞ノートみたいものが流出してしまったみたいで、盗用されるんじゃないかって嘆いていたんですよ」
「ただ、そのアーティスト自体正直もう全盛期過ぎてから大分経っていて、新曲の歌詞もなんか聞いたことある言い回しの並び替えみたいな感じで…」
「ぶっちゃけ名前でも出さない限り、もし盗んだ人がいてもそれ使わないと思います」
「…」
「今のJ-POPで、売れてる歌詞って大きく分けて3パターンだと思うんですよ」
「そのうち一つが例えばキュウソネコカミのような「面白い系」の歌詞ですが、これはまぁひとまず置いといて」
「一つが「The J-POP系」で、西野カナとかGReeeeNみたいなやつです」
「会いたい翼広げ手を伸ばす」
「で、もう一つが「多分深い意味があるんじゃないか系」です。比喩や隠喩を用いた歌詞です」
「感情論鮮やかな地平線にテレキャスターが刺さる」
「といってもこれが本来の作詞の方法で、昔から使われていたんですが」
「今の時代、聴いてる側も1曲にそんな時間かけないじゃないですか」
「今おおしまさんが適当に言ったのと、本当にちゃんと隠喩を用いて時間をかけて書いた歌詞、初見で分からなければリスナーはどっちも「まぁ多分深い意味があるんだろうな」としか思わない思います」
「ちなみに、「ぶっちゃけ何の意味もないけど意味あるっぽく歌詞書いてる」的な事を実際にインタビューで言ってる人もいるそうです」
「…」
「そもそもその二つが林立してる時点で、歌詞なんか大して重要じゃないって言ってるようなもんですけども」
「最初の話に戻りますが、例えばおおしまさんがアマチュアバンドのボーカルだとします」
「実際にそうです」
「で、たまたま偶然プロのアーティストの発表前の歌詞を知ることが出来ました」
「【The J-POP系】【多分深い意味があるんじゃないか系】の両方共です」
「さて、バンドの作詞担当のあなたは自分の曲にその歌詞を使いますか?」
「あ、ちなみに使った方の曲のアーティストはその曲を発表せずに解散して実家を継ぐものとして下さい」
「なんだよそれ…」
「使わない(って答えればいいのかな)」
「そうですね。どちらを使うにしろ、まずそのバンドが有名であるか曲が良くないと歌詞を見てももらえませんからね」
「そこでRADWIMPSです」
「はい」
「RADWIMPSの歌詞は、初見で大体理解できるという点で【The J-POP系】の部類だと思うんですが」
「その上で少なくとも愛してる翼を広げてよりかは【時間をかけて考えないと出てこない歌詞】ですよね」
「なので、文章単体で価値がありつつ、パッと見でも良さがわかるという両方の良さを併せ持っているんです」
「というのが、【RADWIMPSより作詞が上手いロックバンドがいない理由】でした」
「なるほど」
「そんなRADWIMPSですが!」
「11/4(水)より、【10th ANNIVERSARY LIVE TOUR RADWIMPSの胎盤】を開催します!」
「!?」
「チケット情報は、
・一般抽選販売:9/3(木)12:00~9/27(日)23:59 までエントリー受付→http://eplus.jp/radwimps-no-taiban/
・一般発売:10/31(土)10:00 よりイープラスにて発売開始(先着)
ですので、お早めにお申し込みください!」
「こ、これは行くしかない!対バンラインナップも非常に豪華!」
(・・・)
(もちろんこんな零細ブログ、EMIからお金をもらっているわけがないし、特別RADWIMPSにゆかりがあるわけでもない)
(一体何のための宣伝・・・)